大雪時にも強い職住一体の働き方

みなさん、こんにちは。

1/9(土)~11(月)の3連休はどのように過ごされたでしょうか?

首都圏では二度目の緊急事態宣言が出され外出を自粛された方が多いと思いますが、強力な寒波により豪雪となった新潟市に住む私は、ただただ集合住宅の駐車場の雪かきに追われていました。

駐車場内で雪にはまって動けなくなった車を助けたり、外出から戻ったら雪で駐車ができなくなった方の除雪を手伝ったり、普段最低限の挨拶しか交わさない同じ集合住宅の方々とコミュニケーションを深める良い機会にもなりました。

いくつかの市町村で災害派遣要請が出ているように、これは穏やかな災害なのでしょう。

今日から気温が上がり雨予報も出ているため、今後数日は積雪が増えることはなさそうなので一安心ですが、知人のSNS投稿を見ていると、今朝は新潟県内各所で渋滞が発生しているようです。

時間を掛けて通勤をし、まずは会社の駐車場の雪かきからスタート。デスクに着く頃にはもうお昼…、という状況になる方も少なくないかもしれません。

2019年12月に職住一体のメリットについて記事を書きましたが、改めて通勤をしない働き方が可能な方は通勤をしない選択肢を取るべきなのではないか?と思いました。

職住一体にするメリットとデメリットについて

 

大雪の日に通勤をしない3つのメリット

では、今回のような大雪の日に通勤をせずに自宅で働くメリットとは何でしょうか?

大きなメリットを3つ挙げて解説をしていきます。

①長時間の通勤に時間・体力・気力を奪われずに済む

最大のメリットがこれだと思います。

大雪によって路面状況は悪く、除雪車が出動していることでスムーズに車が動かず、各所で事故やスタック(車が雪にはまること)が起こり、もはや通勤時間帯はカオス状態になります。

普段30分しか掛からない通勤が2時間になる…ということは珍しいことではありませんし、それによって朝夕3時間分の仕事の時間を失うことになります。

しかも、その3時間を寝ながら過ごせるのならいいですが、車を運転をしている人にとってはただただ体力と気力を消耗する時間になってしまいます。

そもそも前日の夜から通勤の不安を持ちながら眠ることもストレスになります。

②自身が渋滞の要因となることを避けられる

渋滞の中を走っていると、「自分が渋滞に巻き込まれてしまった」と、自身と外部を分けて考えがちですが、自身もその渋滞を引き起こす一因となっていることを忘れてはいけません。

もし自分が通勤をしなければ、その分、渋滞を緩和できるとも言えます。

コロナ禍でエッセンシャルワーカー(生活維持に欠かせない職業)という言葉が知られるようになりましたが、社会全体の利益を考えた場合は、まずはその方々がスムーズに通勤できるように協力することが大事だと思うのです。

あとは外に出なければ成り立たない仕事の方もいらっしゃいます。

1日や2日外に出なくても成り立つ仕事の方は積極的に在宅ワークに切り替えるのが良いのではないでしょうか?

③除雪する場所を自宅だけに絞れる

車で通勤をすると、自宅と職場の2カ所の駐車場を利用しますから、当然除雪も2カ所行わなければなりません。

自宅の駐車場の除雪で体力を奪われている上に、職場に着いたらまた除雪…。仕事が始まるまでにどれだけの体力を消耗させられるのだろう…とうんざりする人も多いのではないでしょうか?

職場の駐車場の雪を業者が除雪車で撤去してくれるケースもありますが、それには会社の費用が掛かっていることを忘れてはいけません。

通勤をしなければ除雪箇所は自宅に絞れますし、特にその日に車での移動をしなくてもいい場合は自宅さえも除雪しなくてもいいかもしれません。

まとめ

私は通勤を全否定したいわけではありませんが、合理的な仕組みやデザインが好きな性格です。

当たり前の選択肢として「職住一体」の体制をいつでも取れることが、自身のためのみならず、社会のためになると考えています。

また、以前にも書きましたが、通勤によるエネルギーを減らすことが二酸化炭素排出量を減らし地球環境の維持にもつながりますから、エコを意識して行動をするよりも通勤を減らす方が簡単な環境保護活動になるのではないかなと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

Daily Lives代表。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影と、コンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。紙媒体・WEBのコンテンツ制作を行う。趣味は旅行・アウトドア・温泉。