新潟県内の工務店や設計事務所をはじめ、住宅関連の企業や個人が集まる「住学(すがく)」というコミュニティがあり、私も参加しています。
住学事務局からの働きかけで、住学メンバーで少額ずつ費用を出し合い、2020年12月25日発売号の「ハウジングこまち」に2P広告を出そうということになりました。
私は事務局からの依頼を受けて広告のデザイン制作を行いました。
課題となったのは、約60もの広告出稿者の名前をどのように載せていくか?でした。
誰かが目立ってもいけないし、上下関係が感じられてもいけない。
そもそも住学はヒエラルキー型ではなくアメーバ型のコミュニティ。
各個人が自立・独立しており「偉い人」がいないのです。
そのアメーバ型の組織の心地よさがあるから、みなが心の鎧を取り払うことができ、ともに部活を行う中高生のように仲良くしているというちょっと変な集まりです。
それを表現するためには幾何学模様が良いのではないかと考え、あらゆる方向へと人が繋がっていくハニカムデザインを取り入れました。
無限に広がっていくハニカムにメンバーがあてはめられることで、住学の本質を表現できるのではないかと思ったのです。
私も載っていますので、良かったら探してみてください。