【第3回ライター講座】ブログで何を書いていいか分からない病の解決策

「ブログで何を書いていいか分からない!」という悩みを聞くことが多いので、今回はその解決策についてレクチャーします。

ちなみにこの場合のブログとは、趣味の日記的なブログではなく、仕事として活用するブログのことです。

特に私は住宅業界の方々と仕事をすることが多いのですが、一般ユーザーに向けたブログでの情報発信に長けている業界人は、ブログで信頼や共感を得ることができています。

そうすると、広告宣伝費を抑え、営業活動をすることもなく、相性のいい顧客を引き付けられるようになります。

住宅業界を例に出しましたが、つまり、仕事として活用するブログと言うのは、ステークホルダーや潜在顧客に向けた情報発信であり、それにより信頼や共感を得ることを意味します。

それはどの業界にでも言えることですし、この前提を理解しないと、無駄な記事や逆効果になる記事をアップすることになりかねません

では、この「ステークホルダーや潜在顧客に向けた情報発信」という前提を抑えた上で書くべき記事は何でしょうか?

少なくとも、あなたが今日のお昼に食べたラーメンの話ではないことはお分かりいただけるでしょう。

プロとして顧客に教えられる、価値ある情報を書こう

大切なのは、読んでほしい読者にとって役に立つ情報を教えて上げることです。

あなたが住宅会社の人間であれば、顧客は家を建てようとしている人になります。その人たちが知りたい情報は何でしょうか?

資金計画、耐震性能、省エネ性能、イニシャルコスト、間取り、デザイン、土地選び、住設、建材…。業界のことを良く知らない一般の方は、さまざまな疑問や不安を抱えていることでしょう。

それに対して、あなたが持つ知識(あなたが当たり前だと思っていても、それはとても価値のある知識である可能性が高いのです)を共有してあげればよいのです。

あなたが美容師なら、髪のケアの仕方や、スタイリングのコツ、おすすめのワックスの解説をすればいいでしょう。

あなたが料理人なら、食材や鮮度の見極め方、仕込みのコツ、時短のコツ、おすすめの調理器具などを解説すればいいでしょう。

あなたが営業を教えるコンサルタントなら、身だしなみのポイント、商談のコツ、雑談のコツなどを解説すればいいでしょう。

人は親切に教えてくれる人に好意的な感情を持つものです。そして、専門性の高さを感じ取り、潜在顧客があなたを頼りたいと思う可能性が高まるのは想像に難くないでしょう。

まとめ

とは言え、業界外の人がどんなことを知りたいと思っているのか?何を教えてもらったら役に立つと思うのか?自分では想像できないという人もいるでしょう。

その場合は、身近な素人に聞いてみればいいのです。

「えっ、そんなことも知らないの?」と、知識レベルの差に驚くことになるでしょう。

ブログで何を書いていいか分からない?

実はその答えは身近な素人さんが持っているのです。

ABOUTこの記事をかいた人

Daily Lives代表。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影と、コンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。紙媒体・WEBのコンテンツ制作を行う。趣味は旅行・アウトドア・温泉。