【第2回ライター講座】情景をイメージさせること①

第2回ライター講座ですが、いきなり実践的な話をしたいと思います。

概念的な話から入ろうかとも思いましたが、文章は実践してこそ技術とスピードが上がるもの。

そう思い、すぐに実践&練習ができるような具体的な技術を紹介することにしました。

文章をつくる上では、タイトルにもあるように「情景をイメージさせること」が非常に重要です。

当たり前ですが、動画と異なり、文章は映像表現ではありません。

しかし、文章の書き方によっては映像を見ているような感覚を与えることができます。

その技法は小説にたくさん使われていますので、感覚を養うためには、ブックオフで100円の文庫本を買って、読みながら情景が思い浮かべられる表現をマーカーで線を引いてみるといいでしょう。

比喩を使おう

情景をイメージさせるのに、最も便利なテクニックの一つは「比喩を使うこと」です。

比喩とは分かりやすく言うと例え話です。

例を挙げてみましょう。

「万代橋と柳都大橋の間は市の中心部でありながら、両岸に遊歩道が整備されており、公園のようなくつろぎを感じさせる屋外空間です。」

「まるでホテルのダイニングやバーで過ごすような特別な時間を、この部屋で体験できます。」

「アロマの香りに包まれながら、オイルマッサージなどのトリートメントを受けたくなるような、品のいいリゾートのように見えないでしょうか?」

「杉板の押縁張りの外壁で覆われた住まいは、そんな日本の山里の原風景のような土地に違和感なく溶け込んでいる。」

いかがでしょうか?上の太字の部分が比喩ですが、頭の中に自然と映像が現れなかったでしょうか?

何かを説明する時に、「あっ、これって●●みたいだな!」と思ったらどんどん比喩を入れていくようにしてください。

そうすることで文章の堅さが取れ、生き生きとした映像が読者の頭の中に自然と浮かび上がり、次へ次へと読み進めたくなるものです。

日頃の会話の中でも、「この料理はまるで●●みたいだね」とか「この景色は●●の路地裏みたいだね」といった表現を楽しむのもいい方法です。

この表現はあまり好きではありませんが「この町は『東洋のベニス』と呼ばれている」と言われると、水路が張り巡らされた都市がイメージできるものです。

ちょっと詩的な表現を恥ずかしげもなく使えるようになると、きっと言葉を操ることがどんどん好きになっていくと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

Daily Lives代表。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影と、コンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。紙媒体・WEBのコンテンツ制作を行う。趣味は旅行・アウトドア・温泉。